エコロジーの疑惑
● エコロジーの疑惑
来る7月7~9日、北海道の南西部・洞爺湖町(ザ・ウィンザーホテル洞爺)でサミットが開催されます。
この会議は、先進7ヶ国と発展途上国約200ヶ国の首脳?を日本政府が招き、地球温暖化問題をテーマにした話し合いが行われます。
しかし、富める国と貧しい国の会議になると、決まって融資や寄付の争奪戦になるのが常です。 害悪を100年以上垂れ流した先進国が、謝罪を装って大盤振る舞いするのですから、発展途上国は金の魔力に惹かれ、サミットに飛び入り参加するのは当然です。 彼等は、地球温暖化によって直接害を被った訳ではありません。 CO2 排出権を、高値で売りたいだけなのです。
善意と偽善・話し合いと妥協・・・、大国の策略や思惑を理解できないのが、貧しい国の貧しいたる由縁です。 要するに、先進国は純粋な人間を騙すのが旨いのです!
元々、先進国が率先して CO2 削減問題を論議する事に無理があります。 経済を優先しつつ、エコロジーに取り組むのは不可能です。 結果的に、発展途上国から CO2 排出権を金銭で買い取り、現状の経済を維持する方策で決着するのが目に見えています。 地球温暖化ガスを無秩序に放出する経済大国が、京都議定書の精神を無視しし続ける限り、話し合いが前進するとは思えません!
そこには、エコロジー(生態学)が複雑に絡んでいる様に思われます?
19世紀、ダーウィンの思想に影響を与えたマルサスは、『人口論』で「種の増加と富の分配は比例せず、食糧不足が生存競争や自然淘汰を加速する」と、近未来を予測しています。
ある意味で、マルサスは自然破壊の元凶を、人口増加と見極めていた様です。
今般、消費節約・再生利用を曖昧にエコロジーと呼んでいますが、根本は違います。 エコロジーの基本は、人口抑制にあります。(人口の増加が自然破壊に繋がる)
これ程、信憑性のある論理はありません。 従って、エコロジーの先には人間淘汰と言う、恐ろしいキーワードが存在するのです。 生存競争の戦いが起きれば、先進国だけは生き延びると言う、暗黙の打算はマルサスによって否定されています。
マルサスは、「自然淘汰は富める者から破滅が始まる」と示唆しています。
エコロジーの末路は、発展途上国ではなく先進国と言う方程式です。 エコ・eco・えこ・は、単なる富める者の安直なエゴ(イズム)です。
エコロジー経済とかエコロジービジネスは、何の意味も無い似非なのです!